気球って一体何なんでしょうか?
とはいえ、実物は見たことなくても気球を知っている人は多いことでしょう。
最近ではMVやCMなどでも取り上げられ、「乗ってみたい!」と思う方も少なくないのではないでしょうか。
気球に乗ってふわふわ空中散歩、とても優雅で気持ちいいものです。
ただ、これは熱気球のもっているほんの一面にすぎません。
気球って一体何なんでしょうか?
とはいえ、実物は見たことなくても気球を知っている人は多いことでしょう。
最近ではMVやCMなどでも取り上げられ、「乗ってみたい!」と思う方も少なくないのではないでしょうか。
気球に乗ってふわふわ空中散歩、とても優雅で気持ちいいものです。
ただ、これは熱気球のもっているほんの一面にすぎません。
実は熱気球、スカイスポーツとして大空で「とあること」を競い合っているのです!
熱気球は、風船部分の空気を温めたり冷ましたりすることで、上下方向に操縦できる乗り物です。
一方、水平方向の移動はというと本当に風任せなのです。
風は高度によって違う方向に吹いています。
地上では北風でも上空1000mでは南風が吹いていることもあります。
なので
「事前に気象を予報」
「風船や機器を用いて風を計測」
「パイロットが風を流れで掴む」…
つまり、風を読み、熱気球をどれだけ正確に操縦できるのかを大空で競うのです。
競技についてもっと具体的に言うと、大会では目的地となるターゲットが設定され、
このターゲットにどれだけ近づけるかを競います。
このとき必要になるのは、
「風を把握する力」、
「正確に気球を操作する力」、
「地上クルーとの連携」です。
そして、スカイスポーツとしての熱気球の最大の魅力は
「人同士の戦いでなく自然との戦い」であることです。
どれだけ腕を上げても、風をうまく利用できないとターゲットには近付けません。
しかしその不自由さが熱気球の持つ魅力であり、
日々の練習で力をつけた上で自然を味方につけることが大切になってくるのです。
風に馴染むこと、それが気球人が最終的に目指すところなのかもしれません。